サクラ大戦歌謡ショウ3 帝国歌劇団 第3回花組特別公演 紅蜥蜴

サクラ大戦歌謡ショウ3
帝国歌劇団 第3回花組特別公演

紅蜥蜴
べ に と か げ

1999年8月4~7日 東京厚生年金会館

 

今年も歌謡ショウが開演され、また愛さんの舞台姿を見ることができました!(^^) 過去2回の公演でも盛況でしたが、今回は更に愛さんファンにとっても嬉しいイベントだったと思います。それでは早速、私が体験してきた歌謡ショウをご紹介します。(前回のイベントレポは作るといいながら結局作らなかったので、今度こそはと思っていました(笑))

 

会場まで

私は8月6日午後5時開場、午後6時開演の公演チケットを取っており、2ヶ月間楽しみにしていました。しかし!何故か私は数週間前から「自分が参加するのは8日だ」と思いこんでしまったのです!そしてその間違いに気が付いたのが、8月6日午後4時(自宅にて)の事でした・・・。ふとチケットを確認して6日という日付を見た時は、流石に血の気が引いてしまい、「あと2時間しか無いじゃないかぁぁぁ!」と大騒ぎ。急いで支度をして、会場がある新宿まで片道約90分の道のりをダッシュしていきました。人間って、本当に驚いた時は身体が硬直するのですね・・・(^^;)

新宿に到着した私は競歩で会場まで向かい、なんとか間に合います。席に着いたのは午後5時58分の事。座ってすぐにブザーが鳴るという状態でサクラ大戦歌謡ショウが始まりました。おかげで前座?の広井王子さんのコメントなど聞けませんでしたが、とにかく間に合ってホッとしました。危なかったぁ~(^^;)

 

ストーリー(こんな感じだったと思う(^^;)

主役(紅蜥蜴の悪女)を演じる事となっているすみれが、舞台の稽古中に柱のセットにぶつかり足を怪我してしまう。ところが、これはトップスターを誇示する為にすみれが自ら仕組んだ事で、怪我をしたというのもすみれの演技だった。この事故(?)に責任を感じた親方は辞表を提出し、帝国劇場から飛び出していく。そしてそれを追うマリア。だが追いついたマリアは親方の説得に成功した。さくらやカンナはかえでに対して公演の延期を求めるものの、かえでは楽しみに待っている観客への責任を感じている事から、それを断る。一方、今回主人公役となったカンナは、主人公名の「小次郎」が気に入らなく、脚本家の金田に、「小次郎を大次郎に変えてくれ」と要求するためにさくらを利用して金田を浅草の街へ遊びに呼んだ。

すみれは自室で安静にしていたところ、レニがお見舞いにやってきた。レニはどんな怪我も1日で治すというドイツ製の秘薬を取り出してすみれに渡す。すみれは説得されたかの様に舞台へ復帰する事となった。しかし、舞台を始められると思いきや、金田の脚本が未完成である問題が・・・。そこで紅蘭は金田に作品を閃かせる機械を発明。これによって脚本は仕上がり、いよいよ舞台の幕が上がる。

 

レビュウ!

幕が上がると同時に花組メンバーが勢揃いしており、歌と踊りが始まりました。ところがこれは舞台の稽古中という設定です。稽古中にすみれが怪我をするシーンで始まり、柱のセットが倒れました。そこへカンナが飛び出してきて、「大丈夫か柱!?」と、早速会場を湧かせてくれました(笑) 今回の舞台は比較的カンナもシリアスがありましたが、でもやっぱり笑いのある美味しい役ですね(笑)

すみれとカンナは脚本を書く上でも扱いやすいのか、ギャグをやらせたら最高です。カンナが、すみれが公演の紅蜥蜴で主役を演じると聞くと、舞台の上から「カンナの妄想」と描かれた大きな枠が降りてきて、その枠の中で赤いトカゲの着ぐるみを着たすみれが、紅蜥蜴オリジナルソング?(笑)を歌うシーンにも爆笑でした。その横にいた赤タイツのバックダンサー2人も、そのバカバカしさを引き立ててくれますね(笑)

そしてまた影の主役というべき男二人の薔薇組の活躍も場内を湧かせてくれました。「私達、OVAに出るわ」という台詞に大きな拍手が。

もちろん?愛さん演じる藤枝かえでも大人しいながらもギャグで楽しませてくれました。紅蘭がすみれの為に松葉杖を作ろうとする時も、「普通のをお願いね」と一言添えるところも気に入っています。また、花組メンバーと一緒に舞台を降りてきて、一階席でも花組の前フリのオチを担当してくれました。かえでさんの意外な可愛さに私の心拍数も上がります!(笑)(どんな事を言っていたか忘れましたが(^^;)

 

衣装

今回、愛さん演じる藤枝かえでは出番も多く、3つの衣装姿を見ることができました。まずは白いドレス姿での登場。ヒールのある靴も白、スカートも白、上着も白という中で、胸元に見えるコントラストの明るいグリーンの衣装がアクセントになっています。上着を脱ぐシーンもありましたが、グリーンの半袖から伸びる白魚の様な肌が更に眩しいですね(誉めすぎ?)。そして浅草の夏祭りのシーンでは、花組の皆さんが白地に藍色柄の浴衣で姿で現れました。もちろん愛さんも浴衣姿です。そこへ金田先生が登場し、浴衣が良いと仰っておりました。うんうん、全くその通りです!特に愛さんの様な浴衣の似合う女性って良いですね~!このお姿を拝見できただけで私は満足です(しみじみ)

また、公演のラストでは赤と青のストライプが入った派手な衣装と帽子で花組一同の登場です!前回もスリットの入った派手な衣装に目がくらむほどでしたが今度も凄い!小林幸子ぐらいの衣装(セット?)までやって欲しいとは言いませんが、これからの公演で衣装も期待しています。どんな衣装になるのかも楽しみなのですよ(笑)

 

華麗な歌と踊り

サクラ大戦歌謡ショウの見所の1つに、生演奏での歌と踊りがあります。おかげさまで私はこれまで過去2回の歌謡ショウも生で見る事ができたのですが、やはり振り返ってみてもこの生演奏での歌が気に入っています。歌のシーンでは花組メンバーはそれぞれにスポットライトが当たり、当然愛さんがソロで歌うシーンもありました。舞台の幕が降りている前では語りかける様にして歌い、盛り上がったところで幕が上がると、そこに控えていた花組メンバーと一緒に歌い踊ります。これはすみれがレニがお見舞いに訪れた直後の事で、歌の内容は「ウソをついてはいけない」というもの。なんだかこれだけ聞くと説教の歌なのかと思われるかもしれませんが、実際にはそんなものではなく、とても綺麗な歌でした。語りかける愛さんに会場にはウットリとした空気が・・・。

 

フィナーレ

全出演者が登場してのラストはまさに圧巻。先ほど話しにも出た赤と青のストライプという派手な衣装で、舞台に設置された電飾が眩しい大階段で歌って踊ります。皆さん立ち位置が変わるので、誰もが中央に立つ時間がありました。曲目は「これがレビュウ!」で、TBSで放送されていたサクラ大戦のCM曲と同じものです。記憶に残る歌で、これを聴いているとラストの華やかさがいつでも思い出されますね。そんな素晴らしいラストでした。そして、指揮の田中公平さんにスポットライトが当たり、楽団の皆さん一人一人と共に大きな拍手がおくられました。

一応フィナーレとなりここで幕が降りますが、まさかこれで終わりなんて事はありません!もちろん恒例のアンコールという会場の掛け声(絶叫?)と手拍子が始まりました。アンコールが始まってから幕が上がるまで長く感じましたが、しばらくして幕が上がった後にはバックダンサーが登場し、その後で花組一同がゲームでもお馴染みの衣装で勢揃い。なるほど、この着替えの時間もあって幕が上がるまで長かったのですね!?

ここでやはりサクラ大戦歌謡ショウには恒例である「激!帝国歌劇団」を熱唱!会場はオールスタンディング状態となり、全員で歌いながら、振り付けのある部分はフリを付けて踊りました。もちろん私も振りを付けていました(笑) 生の舞台なのですから、生でしか出来ない事で楽しまなければ損でしょう。手の平が腫れるほど拍手と手拍子をして、最後には自ら踊って参加せねばなりません!サクラ大戦歌謡ショウはいつも会場を盛り上げてくれ、本当に楽しい3時間となりました。

 

最後に

愛さんのイベントの多くはライブやトークといったものが多いものですが、このサクラ大戦は、演じる愛さんを見ることが出来る点で貴重なイベントだと思います。稽古もハードだと聞きますが、暑い中本当にお疲れさまでした。また、公演が終わってからスタッフの、「いよいよ明日が千秋楽ですね」「長い1日になりそう」といった会話を耳にしましたが、スタッフ他関係者の皆さんも本当にお疲れさまです。グッズ販売の問題は前回に比べても解消されており、索を設置したりスタッフが流れを制御するなどしてパニックも無く、ブースに殺到される事もなかった様です。また来年の歌謡ショウを楽しみにしているので、これからも公演が続いてもられると嬉しいですね。

 

 


 

開演時間8/4(水)5(木)6(金)7(土)
13:00
18:00

場所:東京厚生年金会館(新宿)
料金:S席6000円/A席5000円(全席指定・税込)
一般チケット前売り:1999年6月2日(水)より
#太正浪漫倶楽部の会員には、先行販売。

出演
折笠愛、横山智佐、富沢美智恵、高乃麗、西原久美子、渕崎ゆり子、田中真弓、岡本麻弥、伊倉一恵、陶山章央 (順不同・敬称略)

作/演出/総合プロデューサー:広井 王子
音楽監督:田中 公平
主催:株式会社セガ・エンタープライゼス
企画・監修:株式会社レッドカンパニー
制作:株式会社ワンズアート研究所
協賛:週刊ドリームキャストマガジン 株式会社マーベラスエンターテイメント
後援:TBS TOKYO FM
協力:株式会社ミュージックリーグ 株式会社キョードー東京 太正浪漫倶楽部

 

おまけ(小道具について)

登場した鉄砲やバズーカについてです。興味の無い方は読み飛ばして下さい(^^;)

今回の歌謡ショウではその内容から小道具に銃が使用される事が多いものでした。まずマリアがナイフを取り出したチンピラに対して腰から銃を素早く抜き、ニーリングポジションで発砲したシーン。よほど練習したのか、上着を跳ね上げて膝をつきながらの前傾姿勢が見事でした。腕も伸びており、これなら実銃でもきっと平気でしょう。銃そのものについては、前回の「つばさ」では、S&WのM586(銃身は4インチバレルを使用)がモデルとされていたと思いますが、今度は違う銃に見えました。遠目なので細かいところまでチェックできませんでしたが、マリアの設定に近づけたのかもしれませんね。

設定ではマリアはエンフィールド型を使用して、銃を自分なりに改造しており、原型部分が無いほどとなっています。軍人とあって、銃にも拘りがあったのでしょうか。しかしこの設定には矛盾があるのをご存じでしょうか。マリアが生まれたのは1903年で、19才という事から1922年にこの銃(エンフィールド)を改造して持っていた事になります。しかし、設定にあるエンフィールドが、ローヤルエンフールド社で生産され制式化したのは1936年の事。10年以上早く新製品を手にしていたのは不思議です。が!このエンフィールドは元々、1887年にイギリス陸海軍で採用されていたウェブリースコットを原型として発展したものなので、それに近い形の銃を手にしていたと考えれば問題ありません。エンフィールドは今では珍しい中折れ式の回転式拳銃で、現在の警察が持つ銃と同じく38口径です。中折れ式は威力の強い弾の使用に耐えるだけの強度がないので、これ以上大口径にすると大破するかもしれません。

紅蜥蜴で、すみれとカンナが撃ち合うシーン。そこへ少年レッドというヒーローが登場して、「僕のコルトが・・・」といった台詞を言います。それがコルト社製の銃であってもなくても良いのですが、昔から日本では日活映画でもコルトが頻繁に使用されていた事から、紅蜥蜴もコルトなのでしょう(原作を読んでいないので分かりませんが(^^;)。日本と言えば、この発砲シーンも日本独特のものでした。ハリウッド映画ではブランクガン(プロップガン)と呼ばれ、実銃に空砲と空砲用の改造を使用して撮影されますが、日本ではこれが許されない為に昔から電気着火という手法が取られます。これは予め銃内部にしこんでおいた火薬をバッテリーで電気的に発火させて音と火花を出すもので、比較的不発も少ない様です。しかしその手間は大変で、火薬もそれなりに高価なものです。実弾の何倍もお金が掛かる撮影用の発砲は大変ですね。歌謡ショウで使用されたものも恐らくモデルガンの持つ機構を使用しない電気着火で、火花が白っぽい事からマグネシウム系の火薬が使用されたのでしょう。室内で発砲した事もあって、耳に痛いほどの音響でした。

紅蘭が薔薇組の二人に向けてバズーカを撃ちましたが、撃たれると顔に×印が付くというユニークなオマケ機能付きでした。ここで使用されたバズーカはただの筒ではなく、実在のM72A2ロケットランチャーと同じモデルで、上部の安全装置などしっかり備えていました。これはアリイ製の模型を改造したものだと思います。以前はLSというメーカーが生産していました。実は私も同じ物を持っているので分かりやすかったのです(^^;) ちなみにこの実物は1965年からアメリカ軍によりベトナム戦争で使用され始めたものなので、大正時代には存在しません(当然か(^^;)

 

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サクラ大戦歌謡ショウチケット

 

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